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楽しいランチの後再び、ソルトレイクに向かって走り出した私たち。
走り出して40分ほどたった時、トーマスさんが「あれ?ガスって入れたっけ?」と言う。そういえばランチの後にガスを補給しないとね、と言っていたのにすっかり忘れていました。 ソルトレイクまではまだまだ遠く、周りは見渡す限りの岩肌しかない... ここでガス欠になったら笑えない、と思っていたら「Gas station」 のサインが見えたのです! 脇道にそれていってみるとそこは... まるで映画からでてきたような不思議な町でした。 ハイウェーから少し離れただけなのに、騒音もなく、道を行き交う忙しい車もなく、まるで誰もこの場所に存在しないかのような町。 おそるおそるガスのサインへ近づくと「ガソリンが必要なら、カフェへ」とのサインが。 カフェの外には年代ものの(おしゃれな)キャデラック(たぶん)が止まっているのみ。(この写真には私たちの車も移っていますが) 周りに誰もいない雰囲気。 カフェのドアを開けたら、はたしてホラー映画のはじまりか、素敵なロードムービーのはじまりか...緊張します。 (男子代表)トーマスさんがドアをノックすると、中からでてきたのは初老のフランクさん。 「車で行くから、先にガスステーションで待っててくれ」と私たちに言い残し、カフェのドアに鍵をかけると彼の愛用者で7メートル先にあるガススタンドへ来てくれました。 キャッシュオンリーというこのガスステーション。 オイルを入れてもらっている間に「あんたたちどっから来たんだい?」と聞かれ、「日本だけどNYです(私)」、「イタリアだけどNYから(トーマスさん)」、「NYからカリフォルニアへ帰るの(メラディス)」とそれぞれ答える私たち。 フランクさんはイタリア系移民2世とのこと。そして偶然にもフランクさんのお父さんの生まれ故郷がトーマスさんの出身地の隣だと判明。 オーストリアとの国境近くの村出身者にはめったに会うことがない!と、二人の友情が芽生えます。 給油後、「ちょっと寄って行くかい?」とカフェへ案内してもらった私たち。 カフェの中は、まるで50年代から時が止まった、宝箱でした。 60年代、70年代に作られたお土産のポストカードが沢山売られていて夢のよう! ダイナースタイルのカウンターでくつろいでいると、「Hey, Frank!」と常連客のバイカー夫妻(初老、二人ともびしっと革ジャン)が入ってきました。 その後道に迷った二人旅のカップル、ガス欠で困っていた家族がフランクさんのカフェに現れる。 こうやってずっと彼はこのカフェと共に人生を過ごし、旅人と触れ合ってきたんだなと思うと、私たちが今回ガス欠でEcho cafeに来たのもすばらしい偶然だと思う。 フランクさんに別れを告げ、ハイウェーに戻った私たちの新しい合い言葉は「ガスを入れ忘れてよかったね」になる。 これはcafeの隣にあるお家。メラディス曰く、「絶対フランクさんのお家よ!」なぜなら周りに人が住んでいそうな家はそれだけだったから。 これはフランクさんの愛用車 no.2 良い旅は本当に良い出会いで出来ていると思う。
by loverie8
| 2007-05-30 15:35
| 旅☆
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